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KAGEROU / 齋藤 智裕
齋藤 智裕
ポプラ社
発売日:2010-12-15
2011.11.05: 市内中央図書館2011.11.06: 読了久しぶりに、止まらなくなる、ドライブ感のある、読了感を味わうことが出来ました。話題になった当初、眉唾とまでは言わないまでも、少し疑問を感じていましたが、そんな考えを払拭する良い出来の小説に出会えました。細かい部分では、稚拙に感じる部分もありましたが、内容的、物語の進行…本来言いたかったであろうメッセージ性の部分に、すべてがカバーされている様に思います。敢えて難を言えば…コンクール作なので、ページ数の制限などがあったのかもしれませんが…主人公の最後の心持ちを、もう一人の主人公も交え、もう少し丁寧に物語化して欲しかったです。あまりに呆気なく、本当に終わりなのか、何かの間違いなのか、錯覚を覚えてしまいました。という面では、読者、出版社の受けを考えずに、描きたい様に、自由に描き直して欲しい物語であったと思います。


と、ここまでブクログに書いたのですが…重複するかもしれませんが。
 
 
実は、今年に入ってから、というか、ここ2年ほどは、あまり良い作品に出会っていませんでした。真面目に、グッと読み込める物語に出会えなかった年月が長かったのです。
村上春樹をグイグイ読んで、小川洋子をグイグイ読んで、他にも数人をグイっと読んで…その後、あまりにも長い間、出会えてなかったので、僕は自分自身がもう本を読みこねせなくなっているんじゃないか、って思っていました。もしかすると、もうどんな本を読んでも感動できないんじゃないか、って思ってました。
でも、今回のこの KAGEROU は、そんなことを感じさせない、面白さと感動を味わいました。読書中に、次々に引き込まれるドライブ感を久々に味わいました。やっぱり内容の問題だったんだ、って思えたのが小説の内容と同じ程の感動と、安堵感を与えてくれました。

著者の齋藤智裕氏に感謝です。m(__)m
| Book '11 | 21:46 | comments(0) | - | pookmark |
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